僕が大好きなクタクタのグローブとパパが買ってくれた新品のグローブ

僕が大好きなクタクタのグローブとパパが買ってくれた新品のグローブ

子育てしているパパママは凄い。ホント心からそう思います。

どうも、絶賛独身のQtaro(@Daisuke_9taro)です。

突然ですが僕には今50半ばの親父がいます。

自分は普段口数は多い方ではないし、親父もそんなに器用な人間ではないのでそんなに二人してベチャクチャと喋ることはありません。でも今でもお互いゴルフが好きで一緒に遊びに行ったり、僕のムリをいつも理解してくれたり、とにかく感謝しています。

そんな親父ですが昔っから子供(僕)に甘く、良くおふくろから「甘やかし過ぎ!!」なんて怒られていました。ええそれはもう死ぬ程怒られていました。もちろん怒るときは怒るときでちゃんと叱ってくれてましたけどね。で、そんな親父の

甘やかし

で僕の記憶に今でもハッキリと残っている出来事があります。
僕自身はまだ独身なのであまり説得力はないのかもしれませんが、なんとなく世のパパママに届けばな〜と思いちょっと書き起こしてみます。

credit: Yakntoro Udoumoh via FindCC

目次

嬉しかった親父とのキャッチボールの時間

僕が小学3、4年生頃の話です。

当時は野球はもちろん、国内でJリーグが開設された時期だったこともあり「おまえ野球?それともサッカー!?」みたいな話で良く盛り上がっていました。

僕は当時どっちも好きだったんですが、親父が社会人野球を多少かじっていたこともあり、必然的に野球に触れる時間の方が多かったのでスポ少では「野球」を選択。

もちろんスポ少の時間も楽しかったんですが、何よりも平日の仕事が早く終わった後や、休みの天気の良い日に誘ってくれる親父とのキャッチボールの時間が凄く好きだった記憶があります。

親父が買って来た「新品のグローブ」

そんなスポ少に入ることが決まって間もなく、親父が前触れもなく「新品のグローブ」を買ってきました。今でもハッキリ覚えてますが、野球用品の王道、ミズノ製の黒のグローブ。

僕の両親はそれなりに若く結婚してますし、親父がサラリーマン、おふくろも専業主婦だったので当時はそんなに経済的な余裕はありません。

だからそのグローブを見た瞬間「奮発して買って来てくれたもの」だということは子供の僕にもすぐに分かりました。当然親父も自慢げです。

でも、僕は全然嬉しくありませんでした。

嬉しくないどころか全力で声を上げて泣き始めます
僕は当時かなり大人しい性格だったので、このときは両親もかなりビックリしたと思います。

大好きだった「小さなクタクタのグローブ」

思い出のグローブ

僕はとにかく泣きまくります。ホントに尋常じゃなく泣きまくります。
出てくるのは

「いやだ!いやだ! いやだっ!!」

そんな言葉。
きっと両親からすればただ機嫌悪くダダをこねているように見えていたかなーと。

でも違うんですよね。言葉で上手く説明出来ないだけ。
今のグローブが自分にとってどれだけ大事なものなのか、想いはあっても全然表現できないんです。

転がってくるボールに触ることさえできなくて、トンネルばっかり。
来る日も来る日も遅くまで練習に付き合ってくれて、やっと初めてボールをキャッチ出来たときの嬉しさを味わったグローブ。

投げても投げても全然届かなくて、やっと親父の胸元にストライクを投げられたとき。親父が本当に、本当に嬉しそうに力強く投げ返してくれたボールを受け取ったグローブ。

怒られることも、褒められることも沢山感じた。
そんな数えきれない想いが詰まったそのグローブを手放したくなかったんです。

想いを表現できない辛さ、親の気持ちを感じてしまう辛さ

今の自分に小さ過ぎるのは分かっている。
クタクタの子供用のグローブだってことも分かっている。
でも僕はそのグローブが良かった。

野球の楽しさを教えてくれた大切な相棒でもあるし、パパとの楽しい時間を過ごした道具だから絶対離したくない。。

それを相談もなしに変えろだなんて!
酷いじゃないか!!

言葉を知らないこともあるし、小学生ならではの気恥ずかしさもあったのかもしれません。でも心の中では確かにそう思ってました。でも表現できなかった。

親父としては「こんなに良いモノを買ってあげたらアイツも喜んでくれるに違いない♪」と凄くワクワクしてたと思います。今でもその時の僕が喜んでくれるだろうと期待していた表情はハッキリ覚えています。そんな親父の気持ちは子供の僕も感じていました。だから余計に辛かった。

喜んでくれるだろうと思っている親父を傷つけることも
今まで時間を共にしてきたグローブを手放すことも

どっちも凄く辛かった。
でもそんな想いを唯一表現できたのは「いやだ!」という言葉だけ。20年前の子供の僕はそうやって泣き叫ぶことしかできませんでした。

まとめ

子供の話に耳を傾ける親

credit: Ranit sanyal via FindCC

そんなワケで、僕の記憶に残る親父の「甘やかし」の話を紹介させていただきました。

一つ誤解のないように言っておくと、そこから数ヶ月後、僕はその新しいグローブが超お気に入りになりました。スポ少で毎日練習する自分がクタクタな子供用グローブを使っていたら変なクセがついていたかもしれないですし、当然新しいグローブの方が良いに決まっています。だからもちろんその後はとても親に感謝しています。

でも思うのは子供だろうが大人だろうが、感じることは一緒なんですよね。

大人はそれを表現する術を持っている

ただそれだけの違い。
だから何買い与えたって喜ぶなんてワケないですし大抵のダダには理由があります。表現が幼稚というだけ。言わんとしてることは割と最もなんです。

子供も「一人の人間」。。?

だからどうしたらいいなんて解決法は僕には分かりません。
とりあえず考えるべきは子供も一人の人間であるということ、そこかなーと。

 

。。でも。でもですよ?でも。

自分の可愛すぎる(であろう)子供を「一人の人間」なんて急に言われても。。ねぇ?人様の子供なら冷静になれるかもしれないけど。。

…あーすいません。
要するにこの記事で言いたかったことはコレです。

親ってすげーなと

自分の両親ももちろんそうですが、世のパパママは凄えっす。マジではんぱない。
自分がそのうち親?不安しか感じないわ。

子供も一人の人間。でもいつまで経っても親の子。

子供に教わることって多そうですね。分からないけど。

あ、そういえばこの記事の公開日は7/7の七夕ですね。
お願いごとじゃないですが、お子さんのそんな話に耳を傾けてみるのもいいのかもしれません

そんなワケで、何故かフとそんなことをツラツラと考えてみる20代最後の夏。とりあえず結婚しろボケとかは事務所NGなんでよろしくです。事務所ってなんだよ。

おわり。

 

* * *

【追記:2015.8.18】
全然関係ないですがホントに事務所構えました。引き続きNGなのでよろしくお願い致します。
ここ最近の取り組みとか出来事とかテンション上がったことをサックリと。

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この記事を書いた人

Web Developer / 秋田県秋田市出身 / ただのおばけですよ

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