パクリはウザい?ウザくない?バイラルメディアへの批判がバイラルしている状態に思うこと

バイラルメディアへの批判がバイラルしている状態に思うこと

ども、Qtaro(@Daisuke_9taro)です。

最近「バイラルメディア」なんて言葉を良く聞くようになりました。
と同時に、バイラルと名乗るそれらのブログやサイトのあまりのマナーの悪さやそのウザさにこんな記事も目に付くようになりましたね。

うざすぎパクリ系バイラルメディアが爆増している理由と駆逐する方法について | More Access! More Fun!

バイラルメディアはクソばかり – Hagex-day info

バイラルメディアとかほぼ引用のみのブログは正直無くなってほしい | love guava!

で僕の意見ですが、悪質な「パクリ」はもちろん例外なくウザいですね。
ただバイラルの形態自体は凄く有用だと思います。

こんな話題が出た所で ”悪質ウザパクリバイラル” はなくならないとは思いますが、まぁそれも時間の問題だと思うのでそんな大げさに気にしなくていいと思う、という話をチラッと書いておきます。

credit: fidanovska via FindCC

目次

ウザいものは「ウザがられて」そのうち消える

もうこの一言に尽きるんですが

ウザいコンテンツ」だけを配信するバイラルメディアは「ウザいという評価」が世の中全体にバイラルしてやがて消えます。そりゃそうですよね。誰の得にもならないメディアが残る訳がないです。

現時点ではWebコンテンツのルールだったり、ネット関連のリテラシーが高い層でそういったウザい評価がされている程度で、「わーこの画像ステキー!!」なんてまさかそれが某サイトの無断転記だなんてことに気付かない

リテラシーが低い層

にはまだまだ需要がある状態かもしれませんが、それも時間の問題でしょう。
もし仮にその層がいつまで経ってもウザさに気付かなかったところで同業者から白い目で見られ続けられるメディアが上手くいくとは到底思えません。

気に食わない?→でも「残る」からには必要とされている

で、バイラルメディアと合わせて最近は「ビアラルメディア」なんて言葉も出て来ています。ビアというのは「引用」のこと。つまり引用記事だらけのメディアを「ビアラルメディア」なんて言う訳ですが。

良くこの手の話題で取り上げられる(被害に合っている?)のが「gori.me」さん。

必要とされるメディアは生き残る

via:【それっぽい…】4.7インチ型「iPhone 6」のクローンの開封動画が公開!

僕は「gori.me」が好きでAppleネタだったり、あとはガジェットや面白動画ネタだったり、いつも楽しく読ませて頂いているんですが

gori.meで良く取り上げられる海外ネタの翻訳記事は良く物議の対象になります。「ただ翻訳して転記しているだけじゃないか」みたいな。ただこれ自体が悪なのかなんて議論は正直どうでも良いんですよね。これをすることによって得をする人が多くいるという事実が凄く重要。

海外のサイトに元ソースがあろうとそれが見られなければ、届かなければ、情報として

価値は0

ですからね。

必要とされているから「見られている」

皆が皆PCの画面にへばりついて最新情報をアチコチ探し回るワケではないし、こういった情報を「一早く皆に知って欲しい!」と届けようとする動きは素晴らしいことだと僕は思います。

で、実際そういう情報を熱心に拾ってくれるからgoriさんのブログは多くの人に見られているワケだし「ここにくれば面白い話題がある!」とファンもいる訳ですよ。

だからやり方が気に食わないとか、業界標準だとか自分の好き嫌いみたいな、そんな凝り固まったどーでもいい価値観だけで相手を名指しで批判するのはちょっと幼稚過ぎですね。

必要とされなければ朽ち果てるし
必要とされるならばそれは常識を変えて行かなければいけない

それだけのコトかなーと。

ウザい評価は悪ではなく「判断材料」

そんなワケで、僕は全然関係ないですが「バイラルメディアはウザい!」なんて世の声は関連する人にとって今後の

良い判断材料

でしかないと僕は思います。
運営している人にとってこんなにわかりやすいフィードバックはないと思いますね。

目指すべき目標や意思があって本気でバイラルメディアやっているのと
バイラルメディアやっときゃなんとかなるだろーのウザいだけメディアをやってるのと

両者の行く末はこの「判断材料」をどう活かすかがポイントでしょう。
まさに中の人の人柄だったり、熱さだったり、そんなバイラルを通じて成し遂げたい

想い

これが勝負になってきそうですね。
なんか超、超、超クッセー話ですが、結局人に見てもらる状態って、人の意思なしには成立たないっすよ、絶対。

まとめ:これから生き残るバイラルはきっと「激アツ」

そんなワケでまだまだリテラシーの低い層にはこの形態自体の認識が足りないのは事実かと思いますが、逆に乱立して、存在を認識されて、世の判断する目が肥えて来た後には

必要とされるものしか残らない

訳で、この熱いハードルを超えて生き残るバイラルはどこなんだろうと個人的には凄く楽しみです。

バイラルメディアは「爆発力」というかやはり「PV」が一つの評価の基準になるのかなーとは思うんですがPVやそれによる広告収益自体がゴールになっている ”なんちゃってバイラル” はこれから厳しいでしょうね。「ウザい評価」を乗り越えるためには、何度も言いますがそこにある人の意見に向き合うことが必須。

「俺はいつだって皆に自分のバイラルメディアを楽しんでみてもらうんじゃぁぁーっつ!!!!」

なんて感じで自分が求めてる世の反応や人からのFBを得るというゴールの過程に「PV」が存在するようなそんな意思を持ったメディアがきっと残っていくでしょう。

ユーザーは「見たい物を見る」それでいい

「ウザい評価」の波に巻き込まれてウンザリする運営者も多くいらっしゃるとは思いますが、本気で臨んでいる人にとっては「俺をそのへんのクソバイラルと一緒にすんじゃねぇよ!!」と格の違いを見せつける良いチャンスだと思います。

あとバイラルメディアを閲覧するユーザーとしては

見たい物は見る
見たくない物は見ない

こういった行動を取る事でそれは積み重なって「世の評価」となるので、それが本当に必要な物が残る状態を作り上げて行くための取るべき一つの行動なのかなーって感じですかねー。

可能性のあるメディアの形態が登場し、実績が出始め、方法論に目が眩み形だけヨイショする連中が現れ乱立、そしてここから精査

非常にこれからが楽しみなフェーズだなーと僕は思います。

それでは今回はこのへんでー!

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この記事を書いた人

Web Developer / 秋田県秋田市出身 / ただのおばけですよ

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