最近手に入れたミニ四駆「エアロアバンテ」
ども、トルクチューンでソニック派だった Qtaro(@Daisuke_9taro)です。
いやぁミニ四駆懐かしい!!最近巷ではミニ四駆ブームが再燃しているようで、そーゆう記事を見かける度に当時(※20年弱前)のことを思い出して胸が超熱くなります。
神戸新聞NEXT|社会|ミニ四駆、三たびのブーム お父さんの青春再来
改めて調べてみると、1996年、84年生まれの僕が当時12歳(小6)になる年に当時空前のブームを起こした「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」が月間コロコロコミックで連載開始されたとのこと。
なんかもっと前だった気もするんですが、確かに僕がミニ四駆を始めた当初買ってもらったのは「ダッシュ!四駆郎」のエンペラーとかシューティングスターだった記憶があります。四駆郎は当時漫画読んだことなかったんですけどねー。
そんなワケでこの記事では1990年代、第2次ミニ四駆ブームと共に少年時代を過ごした方(※2014年時点でアラサー)にとっては超思い出深いであろうミニ四駆パーツを厳選して15コ紹介してみたいと思います。
パーツとか言いながら「工具」なんかも挙げてますがあんまり細かいことは気にせず
「あーあったあったw」なんて楽しんでいただけると幸いです。
懐かしの改造パーツ厳選15選
トルクチューンモーター/レブチューンモーター
まぁミニ四駆やってた人ならきっとここだけで1時間話せるでしょう。
「おまえどっち派?」みたいな。
僕はちなみにソニック(烈)大好きだったので完全「トルクチューン」派。
そういえば、今はどうなのか分からないですが公式の大会だとこれより凄い黒赤ボディの「ハイパーダッシュ」とかは使えなくて、この2択だったんですよね。
当時のものはもう販売終了しているみたいでちょっと残念。。(後継のハイパーダッシュは何種類かあるみたいですね⇒ミニ四駆限定シリーズ ハイパーダッシュ2モーター J-CUP 2013 スペシャル)
まぁただ当時デパートとかで良くあった町の大会とかだとそのへんのチェックも甘くて、「いや、そのモーター音明らかにおかしいだろ」みたいな違反モーターユーザーが結構いたりしたんですが、でもそーゆうマシンはパワー持て余して大体早々にコースアウトで敗戦。
んでそれを見ていた僕は「ぷっ、世の中そんな甘くねーよ」とか思ってほくそ笑んでいたんですが、直後レースに挑んだ自分のトルクチューンマシンもあえなく予選敗退みたいな。
小学生ながらに「あー世の中甘くねー」って感じたちょっとほろ苦い夏のおもいで。
ナローワンウェイホイール
これはもうミニ四駆語る上で外せないパーツですねー。
ワンウェイホイール
とりあえず口にしたくなる響きです。ホイールの中にギヤ機構があって、進行方向ではギヤが絡み、逆方向にではギヤが空回りし駆動力がなくなるという凝った作り。
「コーナーで左右のホイールに回転差を与える事でスムーズな走りを実現!」
なんて感じの説明だった気がしますが、効果があったのかは超謎。それよりもとにかく重かった。あと間違ってギヤにグリス差すとバカみたいに遅くなる。
ほとんどの人は速くなったかどうかよりも、いざ走らせようとしたらホイールの向きが左右逆で盛大に「シャーーン(カラカラ)シャーーン」って空回りした記憶の方が強いのではないかと思える、ある意味多くのミニ四駆ファンに愛されたであろうパーツ。
パワーチャンプゴールド
これ探したとき上の画像見て「あれ?変わった?」と思ったんですが、昔僕が使っていた「パワーチャンプゴールド」は生産終了しているんですね。ちょっと残念。なかなか手が出なかった記憶はありますが、当時8本入りで880円だったみたいです。たけぇw
画像元:タミヤアルカリ乾電池 パワーチャンプGT 単3形|みはりんの電池コレクションブログ
今思うとどんな改造よりもこれが一番効果あったんじゃないかなーって思いますw
いつもはやっすいアルカリ電池だったとしても、近所のちょっと強えぇあいつと戦うときはきっとみなさんコイツを使ったことでしょう。
前日から冷蔵庫に入れてみたり、2本合わせて手でスリスリと擦り転がしてみたり、どうやればコイツの力を最大限に引き出せるんだろう。。と試行錯誤したもんです。
んー懐かしい。
レストンスポンジタイヤ
タイヤがゴムではなく、スポンジのタイヤ。カラーリングもオレンジとかがあって楽しかった。そして「レストン」の意味は全然分からないけどなんかカッコイイのでみんな「レストンスポンジタイヤ」とちゃんとフルネームで呼んでいたシロモノ。
あとグリップ力はいいけど柔らかくて軽いのでよく走行中「スポーーン!!!」と抜けて跳んでた。
でも両面テープ使うと他のホイールに使い回せないし。。そんな葛藤を小学生に抱かせるパーツでした。
ゴールドターミナル
もうこれは特に説明はいらないですね。
ミニ四駆の改造に手を出し始めるとモーターとかギヤの次くらいに気にするパーツ。値段も結構安かったので小学生でも比較的手が出しやすかった気がします。
日常のあらゆる金属を錆びさせない技術はこいつで学びました。嘘です
中空シャフト
タイヤを繋ぐシャフトの中が中空になっていて、軽量化されているヤツ。
これ当時地元の店に売ってなくて超探した記憶があります。流通量が少なめだったんですかね? 無かったのは東北の田舎だけかもしれないけど。
あと、タイヤ間を繋ぐシャフトだけじゃなく、前輪後輪の駆動を繋ぐプロペラシャフトにも中空はあったんですが、ここまで手をつけている人は中々いませんでしたね。
正直見た目に全く変化がないので、かなり渋いパーツ。でも効果があると信じてたパーツ。
スライドダンパー
自分ら世代(レッツ&ゴー世代)くらいに発売されるようになったパーツなのかなーと思うんですが。当時は自分の周りでは結構付けていた気がします。コーナーリングの際の衝撃を緩和してくれてました。たぶん。
小学生はバネとか大好きですからね。この手のパーツは人気あった気がします。
ちなみに僕は超好き過ぎてスライドダンパー専用のグリスなんてものも使っていたんですが、さすが僕の身の周りでもここまでしてる人はなかなかいなかったですね。
ソフトはサラッとしてて、ハードは粘り気が強い。そんな感じ。当時も「そんなのあったんだ。。w」って反応がほとんどだったけどそんな反応も嫌いじゃなかったから好きなパーツ。
ハイスピードカウンターギヤ/超速ギヤ
これはシャーシによって結構マイナーチェンジしちゃうみたいでAmazonでは当時のものが見当たらなかったんですが、僕のときは黒の「ハイスピードカウンターギヤ」その後黄土色(からし色?)の「超速ギヤ」なんてのがありましたね。
画像元:ミニ四駆 VSシャーシEvo.I、ついに発売|Tea-League
ギヤ比は分かりやすくスピードに影響が出る部分だったので、このハイスピードギヤはほぼ必須。新しいミニ四駆を買うたびに増える青と緑の標準ギヤをミニ四駆ボックスに溜め続けるのか、サクッと捨ててしまうのか。
そんな友人の性格を垣間みれるキッカケさえも与えてくれるパーツでした。違うか。
六角穴ボールベアリング
出ました。小学生の敵。
何が敵って。。超高いんすよねコイツ。
こんな一つ5mmくらいの丸い穴空いた金属4つに600円(当時)は超キツかった。
でも確かにこれを使うと使わないではシャフトの回りの滑らかさが全然違う訳で。。エースマシンが入れ替わるたびに使い回していた気がします。
落としたときは死ぬ気で探してましたね。無くしたときはご飯が喉を通りませんでした。
上のパッケージに入れて大事に保管しようと思ったときに一つだけプラスチックと金メッキの標準ベアリングになってしまったときの悲しさは異常。そんなパーツです。
アルミベアリングローラー
ローラーは死ぬ程種類があるので、全部挙げたらキリが無いんですが、当時はメッチャ色々買ってました。大きめだと上の19mmくらいのスポークっぽいヤツが好きでしたね。
もっと小さめだと13mmの中に小さいボール上の金属がいくつか入ったボールベアリングが鉄板ですね。錆びると悲しくなるヤツです。
ソニック派なのでコーナー重視でフロント19mm、リヤ13mmくらいのバランスが好きでした。どうでもいい。
ニッパー
ハサミじゃだめなんだよお母さん!(ダウンフォースに影響が!)
3件に1件のご家庭で、そんなやり取りが必要だった工具。
多くの人は家のハサミか、ホームセンターで買って来たニッパーを使っていたのではと。タミヤ製のこいつはちょっとブルジョワな家庭の子しか手がつけられてなかった印象です。僕は父親がホームセンターで買ってくれたであろうニッパーを使っていた気がします。
ピンバイス
これもニッパー同様、レッツ&ゴー世代は「肉抜き」大好きなので、ピンバイス持っている友達は羨ましがられた気がします。確か当時も¥1,500くらいした気がするんですよねー。。高かった。
僕もピンバイス欲しかったんですが、結局買えなくて。
代わりに家に日曜大工用の電動ドリルがあったので、何かのプレゼントのときに金属加工用のドリルの刃セット(20本入りくらい)を買ってもらった記憶があります。(もちろんタミヤのじゃないし、こんなカッコイイやつではなかった)
今思い出すとなかなか気持ち悪いけど、友達に頼まれた肉抜きやってるときはとにかく楽しかった。
ジャパンカップ Jr.サーキット
全然パーツでもなんでもないんですが、Amazonで見つけてテンション上がったので挙げときます。これメチャメチャお願いして当時親に買ってもらったんですよ。いやぁあの時は超嬉しかった。
ただ「使うのが超稀な上に、それ以外のとき置き場所に困る」というのはコースを持っていたご家庭であれば誰しもが経験したことかと思います。
家の中でコースアウトするとミニ四駆が暴走してベッドの下とかに潜り込んで大変だった。あとホントに空飛んでリアルマグナムトルネードの後に壁で大破するヤツもいましたよね。
いろんな思い出をくれた最高のパーツです。ありがとう。パーツじゃないけど。
ドレスアップステッカー
最後に渋いヤツで。。w
ドレスアップステッカーなんてものもありました。まぁ名前の通りなんですが、通常は標準で付いてくるシールで見た目整えるのが普通のやり方でしたが、別売りのシールで装飾することもできました。
上のヤツは汎用的なシールですが、人気のマシンだとそれ専用の別売りシールがあって、ちょっと周りと一味違う見た目にできるのが楽しかったりした記憶があります。値段も100円とかで手頃だったので。
あと紙シールじゃなくてかなり薄くて剥がしやすい素材だったのも個人的にはお気に入りのポイントでした。
まとめ:あのアツい興奮をもう一度
そんなワケでだいぶ厳選しましたが、ざっと当時使っていたパーツでも特に思いで深いものを当時のエピソードを交えて挙げてみました。ホントはもっとマシンのこととかもっと色んなこと書きたかったんですが、今回はパーツの紹介に留めさせてください。
丁度今のミニ四駆ブームの再燃って僕らの世代(30前後)の人間が親となって、子供と一緒になって遊びながら盛り上がっているんでしょうね。きっと子供よりお父さんの方がアツくなっていることでしょう。
何と言っても当時と違うのは、今はAmazonとかで買えますからね。大人買い出来るようになってしまったことでワクワク感が減ってしまったような気はしますが。。それでもやっぱり見てるだけでも楽しいもんですw
みなさんも懐かしのミニ四駆、今一度触れてみてはいかがでしょう?
ではではこのへんで
追記
大事な大事な、肉抜きのお供メッシュ忘れてました。。これ忘れちゃあかんやつ。。