この記事はBlog Lovers Advent Calendar 2015 20日目の記事です。
どうも、Qtaro(@Daisuke_9taro)です。
一応このブログも2年程になりまぁそこそこ続いているなーという感じなんですが、せっかくエローラ先生(@uszero800)にこういった機会をもらったのでちょっと初心に返って「なんでブログ書いてるんだっけなー」というあたりの話をふわわーとしてみたいと思います。
まぁ最初に言っておくとタイトルに対する答えは全っ然出てきません。
が。
自分のブログに纏わるキッカケの話を交えつつのんびり語ってみたいと思いますので、これからブログやってみようかなーとか、そんなこと考えたことなかったわーとか。そういった方が何か考えるきっかけになれば幸いです。
そもそものキッカケはWeb系の個人ブログ
そもそも僕が読み手(読者?)として個人のブログを意識したのはWeb系の方のブログが最初でした。
時期としては2012年くらいからなので割と最近の話です。それまでは正直な話「ブログ=芸能人の日記」なイメージを持っていたこともあって、誰かのブログを探して読むという習慣は特になかったですよね。
Web系のブログを読みだしたきっかけは興味本位で勉強し始めてたWordPressですね。あれこれ色々躓いてはググって調べてるうちに「あれ?これ個人のブログなんだ。。」と気づいたという感じです。
とてもとてもお世話になってました
ちなみに当時(というか今もですが)特にお世話になっていたのは、高橋のりさんのWebデザインレシピ、ManaさんのWebクリエイターボックス、Shiroさんのかちびと.net、セナさんのバンクーバのうぇぶ屋。シンタロヲさんのprasm、今村さんの今村だけが良く分かるブログ、そして篠崎愛ちゃ、じゃなくてOZPAさんのOZPAの表4といったあたりのブログでした(もちろんまだまだ他にも沢山のブログにお世話になりました)。
で、こういったブログに出会って(芸能人じゃないとかそういう意味で→)自分と同じような一個人の方が書いていることを知り
「こんなありがたい情報をブログに書いてくれているのか!」
「これを個人でやってるのか!スゲェ!!」
と当時かなりの衝撃を受けたんですね。
実際僕がブログを始めたのはここから1年半後くらいだったわけですが、この頃出会ったブログによって「あぁ、自分が書く側になるというのもアリなのか。。」と初めて考えるようになりました。
決意を後押ししてくれたブログ
もう一つキッカケの話。
WordPressを勉強するようになった以降個人で書かれてるブログを技術系中心に見させて頂くようになったんですが、あるとき偶然見つけたブログに頭をぶっ叩かれたような衝撃を受けたことがありました。
そのブログというのが青木優(@yuuu_a)さんのHibilogです。
Hibilog | 青木優のインバウンド観光と日常と考察ブログ
確実に背中を押してもらった
先に伝えたい事を言っておくと、僕は青木さんのHibilogを読んで当時勤めていた会社を辞めようと決意しました。
どれか一つの記事を読んで決意したということではないんですが、ブログから滲み出ている雰囲気、青木さんの生き方、何より確かに「自分のやりたいことに向かって自分の意思で行動している」そういう人が発しているんだという言葉の強さをブログからこれでもかと感じた記憶があります。
当時の僕は社会人3年目を終えるくらいの時期で、入社するときから決めていた「5年か10年を一区切りに違うことを始める」ということが頭の片隅にある状態ではあったんですね。ただなんとなく仕事も忙しい時期が続いていて「まぁ、もう少ししたら考えたらいいか。。」なんてなりかけていた時の。。
Hibilogとの出会いでした。
それから数ヶ月後僕は会社に退職したい旨を伝えたわけなんですが
5年とか10年とか「まぁ落ち着いてからでいいか」なんてなりかけていた自分が直接誰かに問いただされるわけでもなく、一個人のブログを僕が勝手に見て
今やらないでどうする!
という気持ちになれたんですよね。これ結構すごくないですか?
もし出会っていなければ。。
僕は会社勤めを辞めてから間もなく2年が経とうとしていますが、正直「これ以上遅かったら絶対後悔してたな。。」と思うことが山ほどあります。
会社を離れるのが良いとか悪いとかの話ではなく、本当にあのとき決断をして良かったなと。今心から思っています。一度もお会いしたことはないんですが青木さんにはもちろん今も感謝の気持ちでいっぱいです。
MATCHA誕生は正直超シビれた
ちょっと余談ですが。僕がブログを書くようになった後で存在を知り今も良くブログをチェックさせて頂いている隠居系男子の鳥井(@hirofumi21)さん。
鳥井さんのブログに出会った時もちょっと種類は違うけど青木さんと同じような「言葉の強さ」をブログから感じたんですね。
で「あー世の中には面白い方が沢山いるんだなぁ」と思ったんですがそこから間もなくお二人が組んで「MATCHA」を立ち上げたのを知ったときはかなり痺れるものがありました。
「うおーこの二人組んだのかー!」みたいな、そんな感じ。
そんなこともあり僕は「MATCHA」も「もとくら」も凄く好きなメディアだったりしますが、それはもちろんメディアとしてのコンセプトに対する共感もあるんですが
この人たちが作るものなら見ていたい
そういう気持ちが強いんだろうなと感じています。
ブログの何が魅力なのか
とまぁきっかけ話はここまで。で、結局何が言いたいかという話なんですが。
ブログもウェブ上に存在する一つのメディアの形だと思うんですが、ブログの場合そこにメディアとしてのあるべきを求めると途端に魅力がなくなってしまうなと最近良く感じています。
ブログの特徴?
例えばここ1、2年でブログ上でアフィリエイトをガッツリやるなんて方も増えてきましたが、アフィリエイト自体は全く悪いものではないのにそれがそのブログの魅力を下げたり、本人の楽しさを奪ったりする状態というのはやはり多くの人にとってのブログの存在意義とずれる部分が多いからで、ブログにはそういったメディアとしての「あるべき」を求めるものではないという特徴が現れている事象の一つなのかなと思っています。
もちろんブログなんて書き方は自由なので、上手くやる人は上手くできるんだと思うんですが。可能不可能の話ではなく、なかなか難しいよねという話です。
アフィリエイトに関して、「小遣い」と考えるならブログはハードルが低く結果を出しやすい正しい選択。ただビジネスと考えると、どうしても大きな壁があるというのが今のところの見解。「大きな壁」の額がいくらかは人それぞれだけど。
— ENJI (@ENJILOG) 2015, 12月 8
感じるのはOFF感
そういうメディアとしての「ブログらしさ」という部分に感じているものを上手く言語化できないのがもどかしいところではあるんですが。。
あまり難しい言葉を使わないで表現してみると、ステージというよりは舞台裏であり待合所的な感じなのかなと感じています。どれだけ気合を入れた内容を書いてたとしても「OFF」の場で繋がれる楽しさがそこにはあるなと、なんとなくそう感じています。
例えるなら合コンでみんなが集まっているテーブルがONだとすれば、ブログは「ちょっとトイレ行ってくるわ」「あ、俺も」でみんな集まるトイレ的な存在というか。修学旅行でいうなら日中の出かけてるそれじゃなくて、消灯時間の後に枕寄せ合ってごそごそ集まる「おまえ誰好きなんだよ」的な場というか。
そういう場所だからこそ仕事でも遊びでも相性の良さを感じたり、相手に興味を持つことってあるじゃないですか。
もちろん書き方次第、場の作り方次第ではあるんですがだからこそ先に挙げたアフィリエイトのようにそういった場でやることの不相応さというのは絶対にあると思うんです。何やるのも書くのも自由だとしても例えばその場でいきなり商売始めたら大抵は「引いちゃう」んじゃないかなと思うんですよね。
あまり上手く言えないですが、メディアとしての効率だとか完成度とかではなく「そこから生まれるもの」でブログは語った方が魅力は伝わりやすいんじゃないかなと、なんとなくそんなものをブログから感じたりしている今日この頃です。
さいごに
冒頭で言った通り、なんでブログを書いているか?という問いに対する「こうだからです!」みたいな明確な理由は自分の場合特にないです。敢えて言葉にするなら「そこから生まれるものが面白そうだから」というフワッとした感じ。
ただ途中でいくつか挙げたように、色んなブログにキッカケをもらったり、ブログを書いてることで刺激をもらったり、時に面白いことしようと組んだり。そこに生まれる動きや可能性に漠然とした魅力を感じてるから自分は書くんだろうなと思います。
あとは多少なりお小遣いもついてきますしね。まぁ僕はおまけ程度ですが。^^
楽しいのその先を見て
もちろん感じる面白さは人それぞれですが、個人的には自分の部屋に招き入れるというか覗き見てもらうような感じでこのブログは書いているし、そういう付き合い方をするとブログって結構楽しめるんじゃないかなと、そう思ってます。
あとやってみると分かるんですが、ブログって結構数字の誘惑が激しいじゃないですか。
でも先のような感覚で接していれば、なんと言うか魂が腐らないで済むんじゃないかなと思ってます。
何よりブログやってると「世の中いろんな人がいるわー」ということを良い意味で思い知らされますよね。ホント自分が見えてるものなんて常にちっぽけなものです。
ブログ書いてて「お、この人面白いな」とそれなりに知り合った人がある日ONの場で本気モードでバリバリしている姿を見ると結構ね、痺れるものがあるわけです。たまらなく刺激を受けます。
それはやっぱりブログ書いてるからこそのメリットかなーと思いますね。
そんなわけで。
ブログを書く行為自体は正直そこまで面白いとは思わない僕ですが(文章苦手なので)理由は良く分からないとか言いつつ先に挙げたようなメリットなり魅力はいくつも感じているので、のんびりと更新にムラがありつつも続けるんだろうなと、そんなことをボソッとつぶやいたところでそろそろ締めたいと思います。
ダラダラとまとまりなく書いてしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。
明日12/21はずぼら節約主婦ドットコムのhana(hana_iro87)さんです。お楽しみに!
ではではこのへんでー。