ども、Qtaro(@Daisuke_9taro)です。
「これからは”人間力”だ!」
「”人間力”こそが仕事がデキる人間の指標だ!」
社会に出た瞬間、なんだかやたらこんな話を聞かされるコトが増えた。。
そう感じる方は多いのではないでしょうか?
技術だけじゃダメ?
コミュニケーションが大事??
なんとなく。なんとなぁぁーーく分かる。でも、結局どんな人を
人間力がある
って言うんでしょう
辞書引けばこの言葉の意味は定義されています。
でも時代、環境、そこに関わる人が変われば、そこに必要な意味も違うハズですよね。
ただ、理屈はともかく
「この人、人間力あるなぁ〜」ということをなんとなーく肌で感じることは日頃あるかなと。
で僕の場合、そう感じさせてくれる方は例外なく「デキる」印象を持ちます。
そんなワケで今回は、僕が「人間力がある」と感じる人に出くわしたときに見られる
7つの特徴を挙げてみたいと思います。
もし良ければ、あなたの考える「人間力」と比べてみてください。
credit: Shan Sheehan via FindCC
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①空気を読むことが出来る
僕が「人間力ある」と感じる人は例外なく空気が読める方です。ただし、読んだ上で
読んだ行動をするのか
読めてないフリをするのか
はその先の話。別問題。
そこは本人の意図に合わせて「選択」すれば良いと僕は思います。
例えば、最近はすっかり消耗の人でおなじみの「イケダハヤト」さん。
賛否両論あるでしょうが、僕は彼を空気を読む天才だと思っています。
読めているからこそ、狙って出来る
イケダハヤトさんと言えば「炎上」というキーワードが思い浮かびます。
ただ、特定のターゲットに対し
的確に鼻につく言葉を投げかけられる
のは何より空気が読めている証拠。芸人にも似た頭の良さを僕は感じます。
実際、彼のブログは自身の価値観を訴えながら、広く、手っ取り早くターゲットを揺さぶるのにとても有効だと思います。(まぁ自分がそれをするかはともかく、ね)
何が言いたいかと言うと
イラつくと分かっていることを選んで投げられるということは
イラつかれない方法も知っているということ。
その上でどちらを選ぶかは、先に言った「その先の選択」に通ずる話。
何れにしてもその人の人間力を感じる上で
「空気を読める」かどうかは僕にとって凄く重要な要素です。
②聞くことに長けている
聞くことに長けている方には魅力を感じます。
あのさ、ちょっと聞いてほしいだけど..なんて問いに対し
「違う!俺はこう思う!だからおまえは間違ってる!」ではなく
「え?どうした?うんうん」と耳を傾けられる。
決して自分の意見を持っていないというコトではなく
今この人は話を聞いて欲しいんだな
ということを感じた上で、その選択ができる人。
自分が言いたい事を押し付けるのではなく
相手の心情を察せる人、そこに必要な配慮が出来る人
そういう人に僕はとても人間力を感じます。
以前似たようなことを書きました。
「なんで!どうして分かってくれないの!?」そんなアナタだから相手は分かってくれないんですよって話
③自分の状況、価値観を客観視出来る
credit: Wonderlane via FindCC
多くの人が集まると価値観がぶつかることがあります。
特に問題が起きたときや、難しい場面では
自身の正当性、考えの確かさ
を人はどうしても押し付けてしまいがちです。
闘争心が大切な場面もありますが、それがただの「意地」ならば
その場の選択としては正しくないことが往々にしてあります。
そんな状況でも一歩引いて、俯瞰して状況を見つめることが出来る。
自分の「意志」に従うべき場面なのか
自分の「意地」を捨てるべき場面なのか
そんな「客観的な視点」を持った人にも僕は人間力を感じます。
④人を楽しくさせるセンスがある
人に楽しんでもらおうとする人にも凄く人間力を感じます。これは
人に気持ち良く動いてもらうことの大切さ
を心の奥底から感じた経験があるから選択出来る事だと思います。
自分の身の回りの人間の感情をプラスにすることは
自分の身の回りの環境をプラスに向かわせてくれます。
自分を楽しくさせてくれる人を恨む人は滅多にいませんよね。
僕の場合「あの人には感謝だなー」なんて感情を得るときは、
大抵自分が気持ちよく動かせてもらっていることがほとんどです。
そういった人には人間力を感じ、そしてとても魅力を感じますね。
⑤愛すべきダメ人間である
credit: istolethetv via FindCC
愛すべきダメ人間にはとても人間力を感じます。
すごく優秀、著名なのに、身近な存在に感じさせてくれたり
「おまえ何やってんだよ!ww」って10も年下の後輩に言われたり
すごく頼りないのに頼りになる。
友達のようだけど、兄貴のような存在。
例えば、起業家の「家入一真」さんなんかは分かりやすい例かなと。
永遠に楽しめるゲーム出来たよー http://t.co/gsWfWjBuqa pic.twitter.com/X9QVhHzgwg
— 家入一真 (@hbkr) 2014, 7月 15
放っておけないダメ人間(失礼)
でも付いていきたくなる愛されキャラ。
こういう人間力も凄く魅力的ですよね。
⑥一人では何も出来ない事を知っている
他人になんて任せられん!
俺が全部やる!!
こんな感じで自分一人で何でも出来ると思っている人とは
なかなか物事を上手く進められません。
やる事が大きくなればなるほど
人一人が出来る事なんてたかが知れています。
そうではなく、これは出来る事。これは出来ないこと。
そういう切り分けが的確に出来る人は、必要に応じて適切に人を頼ることができます。
スポーツ選手やアーティストなんかはそうですね。
優秀な方ほど、自身を支える周囲の人への感謝を忘れません。
自分が今あるのは、周りの皆がいてこそ。
そんな匂いを感じさせる人には人間力を感じ
僕もやはり力を貸したくなります。
⑦「今」を楽しんでいる
credit: RelaxingMusic via FindCC
最後はこれ。
人間力と関係ある?なんて言われそうですが、僕は人間力がある人は
ありのままを受け止める
ことに非常に長けていると思います。
上手くいっている事も事実。
上手くいかないこともまた事実。
目先の結果に満足感を得ることや、今の自分が考えている事が正しいなんてことは
人生の中で1割の時間も占めません。
大抵の物事は自分の中の納得とはほど遠いところで動きます。
「考える力」は人間力そのもの
だから、自分の価値観をいろんなものに押し付けていると
「上手くいっていない」「楽しくない」と感じる時間が多くなります。
そうではなく、何事も
そんなこともある
という前提の元、行動する。
すると、自分の感覚では失敗に感じられるものも、
自分を取り巻く環境全体で見れば単なる「イベント」でしかないことに気付きます。
そういった感覚を持つ人は、
困難な局面でこそ人に頼られ、能力を発揮します。
なぜなら唯一の解は「考えること」であると分かっているからです。
最近「じゃぁどうすればいいんですか?!」って状況になるのが早い人がほんと多いと思う。考える事のスタミナ?みたいな?考え続ける事だって結局は訓練だと思うんだけどなぁ…。で、考えず流されるまま行動し努力した結果を生まれや待遇、時代のせいって、なんかもう違う世界の人間って思うしかない。
— Senna(セナ) (@onepercentdsgn) 2014, 8月 24
全ての事実を受け止めようとする人は
今を楽しむことが出来、人間としての魅力を感じさせますね。
僕は上のセナさんの考え方、凄く人間力を感じます。
まとめ
最後に。
僕が考える「人間力」を一言で表すと、こんな感じ。
他者をも幸せにしてしまう「エゴ力」
人として魅力のある人は「自分」の考え、感覚を凄く大事にします。
そういう人は何事も強く突き進む力を持っています。
でも同時に
進むためには自分一人の出来ることが限られていることも、
自分の感覚が他者のソレと異なるものであることも知っています。
自分も周りも大切にして突き進める人間
だからそういった人は自分の想いを大切にしながら
他者を尊重し、良きパートナー、サポーターを求めます。
「自分が考えていることは絶対楽しい!でも俺一人では出来ない!
世の人はなんて優秀なんだ!全然自分より凄い!みんな協力してほしい!」
偉大な起業家や、みんなから愛される社長さんなんかは皆「人間力」を持っていそうですね。
今僕もこのまとめを書いていてある方が頭の中に思い浮かびました。
あなたの考える「人間力」はどんなものでしょう?
それを考える時間は、あなたの人間力を今よりもずっと高めてくれるかもしれませんよ。やっぱりまだ良く分からないという方も、探せば参考になりそうな書籍もたんまり出てきます。
さてさて。僕ももっと考えよう。
それではこのへんでー